お家丸ごとお片づけサポート
お引越し後のお片づけサポートに行ってきました!
私のお友達で、2年前に大阪から沖縄県の読谷村に移住された松山真由美ちゃんとご主人、盲導犬ラシッド君、チワワのルンちゃんご家族。
今回のお引っ越しの際に、クローゼットや収納スペースに、とりあえず押し込んだという状況だったので、何がどこにあるか分からず、出したいモノも直ぐに出てこない、目が見えない彼女にとって、生活しにくい環境になっていました。
そこで、引越し後のサポート依頼の連絡をもらい、いざ読谷村へ出発〜!
松山家は、この2年間で3度目のお引越しと言うこともあり、その度にモノの整理をしてきたので、モノの量は適正量なのです。
ここがとっても大切なポイントです!
本来なら、今 お家にあるモノを全部出して、「要るモノと要らないモノ」に分け、モノの整理から始めます。
ですが、前回、前々回のお引越しの時に一緒にモノの整理をしていますので、
今回は、新しいお家に合った導線を考えながら、「収納の仕組み作り」をしていきます。
事前に写真を送ってもらい、困っている箇所、改善したい箇所などをお聞きしました。
その中には、事故につながる危険な箇所も❗️
彼女は、やかんに火をかけてコーヒーを入れたり、包丁で食材を切ったりと、キッチンに立つ事もあります。
キッチンは、包丁や火を使う場所なので、安全に気を付けなければなりません。
これは、どこのお家でも同じ事ですね!
改善ポイント その1
お悩み箇所
●ヤカンの置き場所が無い
●水切りカゴがあるため、作業スペースが狭い
そして、火の側にあるフキンも気になったので移動。
コンロの側だと、フキンが落ちても気づかずに、ヤカンに火を掛けてしまうと火事の元なので、別の場所に移動させます!
ヤカンの一時置き場
お家に、コの字ラックなどもあったのですが、残念ながらサイズが合わず、悩んだ結果レンガを置くことに。
これが、思った以上に良かったのです。
サイズピッタリ! 絶対的な安定感! 低コスト!
熱いヤカンを置いても、安全安心♪
ちょっとしたことなのですが、生活導線で「一時置き場」はとっても重要なのです!
このスペースが、あるのとないのとでは全然違いますね!
出窓に水切りカゴを移動させ、作業スペースを確保。
これでキッチン周りは、安全安心で使い勝手が良くなりました♪
改善ポイント その2
●洗面台の下の収納が分かりづらい
●洗面所 兼 脱衣スペースが狭く、脱いだ服を入れるカゴも置けない
まず、洗面台下の収納ですが、彼女が使うお掃除洗剤と、家族やヘルパーさんが使う洗剤を分けて、全てをカゴに入れてグループ化します。
↑改めて買わなくても、お家にあるカゴで収まりました!
そして、思わぬ事態が...!
彼女がお風呂に入っている間、盲導犬のラシッド君が脱衣スペースで、彼女が出て来るのを待つのが日課♪
ある日、いつものようにお風呂から出てくるのを待つために、ラシッド君が扉の前に座ったひょうしに、置いていたゴミ箱が動いて扉を塞いでしまったそうです!
ゴミ箱がすっぽり入り込んで、引き戸のレールがロックされた状態になり、扉が開かなくなってしまったのです。
何度も大声で、バルコニーにいるご主人を呼んで(基本、ご主人はバルコニーにいます笑...なぜかは後ほど♪)、事なきを得たのですが、
これがもし一人だったら...と考えると、ゾッとしますね!
↑ゴミ箱が隙間にはまって、これ以上扉が開かない状態
改善策として、「ゴミ箱」をやめて洗面台との隙間にビニール袋を引っ掛ける事に。
この隙間にちょうどいいボックスを取り付けてもいいのですが、なるべくお家にあるモノで済ませたいので、今回は買いません♪
洗面所で出るゴミの量的には、ビニール袋で十分ですね!
そして、同じ洗面所 兼 脱衣スペースに置いていた置き型のタオルハンガーを撤去。
ここはとにかく狭いので、壁を有効活用して、全て壁に掛ける事に!
●お風呂上がりの着替えを入れておくバッグ
●タオルハンガー
●脱いだ服を入れるランドリーバッグ
これだけでスッキリですね。
このランドリーバッグは、お布団用(お布団を洗濯機に入れる用のメッシュネット)なのでビッグサイズです。2人分のバスタオル2枚、その日に脱いだ衣類など全て入ります。
そして、こちらのお家は、洗濯機が外に設置されています。
ですので、ランドリーバッグをフックから外して、そのままバルコニーへ。
ここで大活躍したのが、以前キッチンで使っていたワゴン。
事前打ち合わせで、洗濯機が外にあると聞いて、それならば、以前お家の中で使っていたワゴンを活用して、洗濯カゴを乗せてはどうかとご提案。
いちいち屈まずに済み、移動させながら干せるので、常に洗濯カゴが側にある状態になります。
チラッと見えているので、ここで説明しますが笑、
こちらのお家、なんとバルコニーが40畳もあるのです!
しかも、海が見えます!
そりゃあ、旦那さん家に入ってこない訳です笑
今回、お片づけサポートに掛かった時間は丸2日。
実際は、お昼休憩など挟むので、実質7時間×2日くらいだと思います。
初めは、「とにかく部屋が狭くなったから、モノが上手く収まらなくなり、キッチンも洗面所も狭くて、使い勝手が悪い」と言うのがお悩みでしたが、
元々、適正量で暮らしていたので、モノの場所さえしっかり決めてあげると、どんどん片付いていきます。
一度居場所が決まったモノ達は、とってもしっくりきたようで、それぞれがいい感じに収まってくれました!
そして、導線が良くなった事で動きやすくなり、部屋の狭さも気にならなくなりました!
ご主人のエリアには、彼女が入れやすいように、「ご主人の洗濯物を入れるボックス」、「郵便物の一時保管ボックス」などを置きました。
専用のボックスを用意する事で、入れる側も、入れられる側も分かりやすいですね!
3泊4日のお片づけ合宿(作業は中2日)も終わり、
一緒に塗ったペンキも乾いたので、最終日はバルコニーでBBQ♪
海を見ながらのBBQがお家で出来るなんて、なんて幸せな暮らし!
グリーンのペンキに塗りなおして、テーブルも元気に生まれ変わりました♪
外で食べる食事も最高♪ 疲れも吹っ飛びましたー♪
松山家は、2年間で3回のお引越しを経験する中で、
モノと向き合い、モノの整理をして、自分達の「今の暮らしに必要なモノ」を厳選してこられました。
そうすると、お家が狭くなっても、快適にモノと暮らせる事がわかりました!
暮らしに合ったモノの量にすることで、余計なストレスもなくなり、
その分、気持ちや時間にゆとりが生まれます。
整理収納を通して、ある一家の暮らしがしっくり来た瞬間に立ち会えたことを嬉しく思います。
また今回、お引っ越し後に整理収納サポートを必要としてくれた事に感謝します。
ラシッド君「なんかスッキリして 気持ちイイよー♪」
お家の中のモノを整理する事は、理想の暮らしに繋がります。
整理収納アドバイザーがお手伝いいたします。
まずは、お気軽にお問い合わせください♪
「整理収納からもったいないゴミを減らす」
ufufu osakaでは、メンバーがそれぞれのモノとの向き合い方など、4の付く日にうふふブログで紹介しています。
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整理収納からもったいないゴミを減らす取り組みを発信する
ちょうどe!ネットワークの運営団体として活動しています。

Lifestyle +の整理収納サービスでは、
お家を整えて
【人もモノも喜ぶ暮らし】を目指しています。
暮らしとは人とモノの共同生活だと思っています。
人が暮らしやすい空間にするためには、モノの整理をして暮らしに合ったモノの量にする必要があります。
選ぶ側の「人」と、選ばれる側の「モノ」がどちらも幸せなのがいい。
どんな暮らしがしたいですか?
アドバイザーが一緒に理想の暮らしに近づけるようにサポートいたします。